またも、見送る

2001年11月19日
週末、フジが亡くなりました。
今年出産して8匹の子供を育て上げた、お母さんです。
癌でした。
頬袋の下あたりに腫瘍ができて、主治医の先生に手術し
ても延命は無理かもと言われ、助からないのなら痛い思
いはさせたくなかったので、家庭で鎮痛を中心に治療に
あたっていましたが、力尽きてしまいました。
弟のお嫁さんの母親も、今癌で入退院を繰り返しています。
余命を宣告されて、ホスピスの空きを待っている状態です。
なんで、人も動物も、こんなに苦しまなくちゃならない病
気があるのか。
もちろん、他にも沢山いろいろな病気や事故はありますが、
癌は、私にとって、特別な不安と恐怖を与えます。
身内に、この病気で亡くなった人が多いせいかもしれません。
自分自身や家族への恐怖が、あるのでしょう。
助からないのなら、せめて苦しまないようにできないものか。
せめて、死ぬ寸前まで抗がん剤や延命用の器具で苦しむことを
避けられないだろうか。
フジの死を看取りながら、ついつい考えつづけてしまいました。
今、親がいなくなった空の水槽の脇で、子供達2匹が元気に滑
車を回しています。
切ないです。

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